リカバリー・ミーティング
このミーティングは回復のプログラムに取り組んでいる人たちがお互いに回復を分かち合うために開かれています。
このミーティングでは回復の土台として12ステップを提案しています。
ミーティングでは、講習会やグループセラピーではありません。教育やカウンセリングも行いません。ここでは、アディクション(依存症)と回復にまつわる自分自身の経験を話すだけでいいのです。
ミーティングでは「アノニミティ(参加メンバーは、一人のアディクトとして無名にとどまること)」をとても大事にしています。このためミーティングの出席者には、メンバーの話の内容を口外しないようにお願いしています。
メンバーはニックネームなどで自己紹介をお願いしています。
ミーティングでは「クロストーク(話のやりとり)」をしないようにしています。つまり、私たちは、他の人の話に返答せず、自分自身の経験だけを話すのです。
初参加の場合は、たいてい聴くことに専念してもらっていますが、ミーティングで話されていることで分かち合えることがあれば発言も歓迎されます。
ミーティングはそれぞれのプログラムによって、女性クローズド(女性の方だけが参加)・LGBTQ+クローズド(LGBTQ+の方だけが参加)などジェンダーごとに別れたものや、アルコールミーティング(アルコール依存症の方向け)や他施設と合同で行われるものもあります。