- ご本人とご家族を尊重する。
- 治療の場が少ない、行き場の少ないひとたちへ支援を届ける。
- 「回復」をめざし、回復に向けての日々を分かち合う場となりたい。
- 倫理的で標準的な医学的知見に即し、多職種チームによる関わりを重視する治療的介入を行う。
- 個人情報保護の原則を守りながら、地域の関係機関(保健、福祉、教育など)との協力連携を行う。
使命にもとづく医療的活動
- ご本人の立場で、可能な限りの治療的配慮を行います。→立場問題に応じた外来とデイケア
ともすれば苦しみを抱えがちなご家族に寄り添います。→家族プログラムも重視します。
- 女性、セクシャルマイノリティ、発達障がいなど、ともすれば社会的ハンディキャップをかかえがちな立場の方々と一緒に考えたい→外来、デイケアプログラムを設置しています。
- 精神障がいの治療支援の考え方である「リカバリー(回復)」や、依存症の回復プログラムである12ステッププログラムの理念にもとづく支援を意識します。(特定の宗教や政治的立場などに与するものではありません)
- 学界や専門職としての倫理規定にもとづき、標準的で科学的根拠にもとづく治療を提供いたします。リカバリング・スタッフ(当事者スタッフ)をふくむ、多職種(医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、臨床心理士)と患者さん、ご家族のかたがたとの協働作業としての治療を提供してまいります。
- 当クリニックは依存症回復支援を行っている施設や法人との連携によって運営しております。また、地域の保健、福祉、教育、司法関係機関との連携協力を行います。その際には各機関の特性や主体性を尊重し、個人情報の保護に努めます。